Release Notes ・ 2026年12月31日

v1.0.0 リリースノート

本ページは v1.0.0 リリース時点(2026年12月31日)の情報です。 機能や仕様はその後変更されている場合があります。最新の内容は使い方機能の紹介 をご覧ください。

このページでは方眼Diff v1.0.0 で追加・変更された内容をご紹介します。v1.0.0 は、動作の土台からつくり直した大きな節目のバージョンです。前バージョン(v0.27.2)からの主な変更点は次のとおりです。

1. 動作基盤を Java から .NET へ全面刷新

内部の動作基盤を Java から .NET へ全面的に刷新しました。前バージョンでは最小構成の Java 実行環境を同梱していましたが、ネイティブ化によりランタイムの同梱そのものが不要となり、配布物も軽量になりました。従来どおり、zip を展開して実行ファイルを起動するだけで使いはじめられます。

2. 起動・処理の高速化とメモリ使用量の削減

ネイティブ化にともない、起動までの時間を大きく短縮しました。比較処理の時間・使用メモリ量も改善しています。あわせて、大きなシート向けの「省メモリモード」を新設しました。従来はメモリ不足で処理が失敗することがあった規模のシートも比較できます(精度はそのままで、処理時間が長くなります)。

3. Apple Silicon・Arm 版 Windows にネイティブ対応

対応アーキテクチャに arm64 を追加し、Apple Silicon(M1 以降)の Mac や Arm 版 Windows でもネイティブに動作するようになりました(前バージョンの Mac 版は Intel(x64)のみの対応で、Apple Silicon には対応していませんでした)。macOS 版は、Apple の公証(notarization)を取得したアプリ(.app)として配布します。

4. AI と連携できる MCP サーバに対応

方眼Diff が MCP サーバとしても動作するようになりました。MCP に対応した AI クライアントから、差分を読み解いたり、「この列を重視して」と条件を変えて比較をやり直したりできます。行・列の対応付けの固定(ピン留め)など、対話でこまかく調整することもできます。

5. コマンドライン(CLI)だけで比較が完結

コマンドラインからの比較が、画面を開かずに完結するようになりました(従来はコマンドライン起動でも GUI が立ち上がる方式でした)。差分の有無を終了コードで返すので、バッチ処理や Git の外部差分ツールに組み込めます。

6. 行・列の「移動」検出に対応

これまでの行・列の挿入/削除の検出に加えて、並べ替えられた行・列を「移動」として検出し、着色できるようになりました(比較オプションで切り替え可能)。あわせて、対応付けの精度そのものも改善しています。

7. Google ドライブ・スプレッドシート連携の廃止

Google ドライブ/スプレッドシートとの連携機能を廃止しました。デスクトップ上の Excel ファイルの比較に注力します。


方眼Diff v1.0.0 は、これまで Java 版として公開してきた方眼Diff(〜v0.27.2)の後継にあたります。過去のバージョンの更新履歴は、引き続き本「リリースノート」に掲載しています。

ご利用いただく中で不具合・改善要望・ご質問等がございましたら「お問い合わせ」ページからお寄せください。 方眼Diff が皆様のお役に立つことを願っております。