Features

機能の紹介

核はひとつ:キー列の指定なしで、2つの表の行と列の対応関係を自動で見つけ出すこと。その上に、実務の突き合わせに必要な機能をそろえています。

キー列不要の自動対応付け

行の挿入や削除で位置がずれた表同士でも、方眼Diff は行と列の対応関係を内容から自動で推定します。 VLOOKUP 用のキー列を用意したり、事前に並べ替えたりする必要はありません。

  • 行・列の挿入/削除を検出 — ずれに追従して対応付け、片方にしかない行・列は「余剰」として着色します
  • 行・列の移動を検出 — 並べ替えられた行・列を追跡し、「移動」として区別して着色します
  • 名前のあいまい一致 — 「4月度」→「5月度」のようなシート名・ファイル名の変化にも自動で追従します
  • 値の希少度による重み付け — 表の中で珍しい値ほど対応付けの手がかりとして重視し、精度を高めます

4つの比較単位

  • シート対シート — 1シートずつ名指しで比較。同じブック内の2シートも比較できます
  • ブック対ブック — 全シートを自動で対応付けて一括比較
  • フォルダ対フォルダ — フォルダ直下の Excel をファイル名で対応付けてまとめて比較
  • フォルダツリー — サブフォルダごと再帰的に比較。納品フォルダ一式の突き合わせに

何を比較するか

  • セルの値 — 数式セルは計算結果の値で比較します。数値の等価判定は Excel の = と同じ基準です
  • 数式(オプション) — 数式セルを数式の文字列で比較します。「値は同じだが式が変わった」を見つけられます
  • セルのコメント/メモ — 内容の変更・追加・削除を検出します

比較しないもの:セルの書式(色・罫線・表示形式)、図形・グラフ、マクロ。 結合セルは左上セルの値のみを比較します。

対応ファイル

  • .xlsx / .xlsm / .xls — 現行形式から旧形式まで透過的に扱えます(.xlsb は非対応)
  • パスワード保護ブック — 比較前にパスワードを指定して開けます
  • 大きなファイル — 精度3段階(早さ優先/標準/精度優先)と省メモリモードで、 数千行規模のシートにも対応します

結果の出力

  • 差分を着色した Excel ブック — A・B 両方のコピーに、差分セル=黄・余剰=赤・移動=水色で着色。 元のファイルは変更しません
  • 比較結果レポート — 対応関係と差分件数を一覧化した Excel。フォルダ比較では ファイル一覧からシートごとの結果まで掘り下げられます

色の意味など詳しくは「結果の読み方」を参照してください。

使い方に合わせた、3つの顔

同じ比較エンジンを、3つのインターフェースから使えます。

GUI

アプリの画面で

  • ファイルを選んで「実行」するだけ
  • 対応付けの手動調整(組み合わせ変更)
  • 確定的な進捗バーとログ表示
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CLI

コマンドで

  • 終了コードで差分有無を返す(0/1/2)
  • 比較後に結果を自動で開くオプション
  • TortoiseGit 等の外部 diff ビューアに設定可能
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MCP

AI と対話で

  • Claude などの AI が比較を実行・解釈
  • 重み付け・ピン留めの対話チューニング
  • 結果の段階的なドリルダウン
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手元で完結、安心して使える

  • 比較処理はすべてローカル — ブックの内容が外部に送信されることはありません。 通信が発生するのは更新確認とエラー情報の送信のみで、どちらも設定でオフにできます
  • 無償・インストール不要 — zip を展開するだけで使えます。レジストリも汚しません
  • Windows / macOS 対応 — x64・arm64(Apple Silicon / Arm 版 Windows)にネイティブ対応
  • 3言語対応 — 日本語/English/中文

制限事項

  • 書式(色・罫線・表示形式)・図形・グラフ・マクロは比較対象外です
  • .xlsb 形式は非対応です(読み込もうとすると明示的にご案内します)
  • 結合セルは左上セルの値のみで比較します

そのほかの細かな挙動は FAQ をご覧ください。