Usage / CLI
CLI の使い方
GUI を起動せず、コマンド1行で比較を完結。バッチ処理や外部 diff ビューア連携に向いています。
クイックスタート
hogandiff 予算_2025.xlsx 予算_2026.xlsxこれだけで、差分を着色したブックとレポートが作業用フォルダに出力されます。 比較しながらその場で結果を見たいときは、開くところまで任せられます:
hogandiff --open-colored-books --open-result-report A.xlsx B.xlsx引数と比較モード
<A> <B>がともにファイル(.xlsx/.xlsm/.xls)→ ブック比較- ともにフォルダ → フォルダ比較(直下のみ。
-rでサブフォルダも再帰)
終了コード
差分の有無をスクリプトから判定できます。
| コード | 意味 |
|---|---|
0 | 差分なし |
1 | 差分あり |
2 | 使い方・入力エラー |
オプションリファレンス
| オプション | 意味 |
|---|---|
-o, --output <DIR> | 出力先フォルダ(既定:GUI と共通の作業用フォルダに自動作成) |
-r, --recursive | フォルダ比較でサブフォルダも再帰的に比較(既定:直下のみ) |
--password <PW> | ブック比較で A/B 両方のパスワード |
--password-a <PW> | A 側ブックのパスワード(--password を上書き) |
--password-b <PW> | B 側ブックのパスワード(--password を上書き) |
--no-fuzzy | 名前のあいまい一致(リネーム検出)を無効化(既定:有効) |
--no-row-gaps | 行の挿入/削除の考慮を無効化(既定:有効) |
--no-col-gaps | 列の挿入/削除の考慮を無効化(既定:有効) |
--no-moves | 行/列の移動検出を無効化(既定:有効) |
--no-rarity | 値の希少度による重み付けを無効化(既定:有効) |
--formula | 数式で比較する(数式セルは数式・他は値。既定:値で比較) |
--accuracy <LEVEL> | 精度モード speed|standard|precise(既定:standard)。precise は精密だが約2倍遅い |
--save-memory | 省メモリモード(大きなファイル向け・約2倍遅い。既定:無効) |
--lang <LANG> | 表示言語 ja|en|zh(既定:設定/OS) |
--open-colored-books | 比較後、着色ブックを既定アプリで開く |
--open-result-report | 比較後、結果レポートを既定アプリで開く |
-h, --help | ヘルプを表示 |
--version | バージョンを表示 |
パスワード保護ブックは、ブック比較でのみ --password 系で開けます (フォルダ比較では保護ブックをスキップします)。 着色ブックはパスワードが解除された状態で保存される点にご注意ください。
レシピ:TortoiseGit の diff ビューアにする
Git で管理している Excel の変更内容を、コミット履歴からそのまま確認できるようになります。 TortoiseGit の「設定 → 差分ビューア → 詳細設定」で拡張子 .xlsx(必要なら.xlsm/.xls も)を追加し、次のコマンドを設定します:
C:\tools\hogandiff-win-x64\hogandiff.exe --open-colored-books %base %mine以後、リポジトリ内の Excel ファイルの「差分を表示」で、着色済みブックが自動で開きます。
レシピ:バッチで定期点検する
終了コードを使って「差分があったときだけ通知する」ような自動化が組めます:
hogandiff 基準\月次report.xlsx 提出\月次report.xlsx -o C:\check\result
if %ERRORLEVEL%==1 echo 差分があります。C:\check\result を確認してください。